いびつな形をしている土地の評価 - 相続税が変わる?.財産評価

menu
HOME » 財産評価ってなに? » いびつな形をしている土地の評価

いびつな形をしている土地の評価

日本全国にある土地は全て長方形・正方形と、必ずしも綺麗な形をしているとは限りません。
中には少々変わった形をした土地もあるかと思います。
変わった形をしている土地の場合、「使い勝手が悪い」とみなされ”修正”が入り、財産評価の引き下げにつながる可能性があります。
この”修正”を奥行価格補正と言います。

では奥行価格補正が適用された場合、どのような形で土地の評価を割り出すのでしょうか。
ポイントとなるのが「奥行価格補正率」です。
奥行価格補正率は地区の区分と奥行距離により、1.00〜0.80の範囲となっています。
例えば普通住宅地に指定されている所で奥行きが9mになっていれば、奥行き補正率は0.97となります。
路線価が10万円とすると1?あたりの価額は「10万円×0.97」で、9万7000円です。
そして9万7000円に面積を掛けた分が、評価額となる訳です。
ただし形がいびつな土地全てに、奥行価格補正がかかり評価額が下がる訳ではありません。
普通住宅地であれば奥行10m〜24m未満の場合、価格補正率は1.0となって評価額は同じです。
10m〜24mを基準として、基準値から数値が離れていればいるほど補正率は小さくなります。

ただ中には間口が狭いにも関わらず、奥行きがあり過ぎる土地もあります。間口が狭い所に家を建てると、使い勝手が悪くなるのは明白です。
その為に利用価値が無いと判断され、「奥行長大補正」で更に修正をかけます。
計算方法としては、まず奥行価格補正率で修正した評価額を割り出し、更に奥行長大補正率をかけます。
実際はもう少し細かい計算を行いますが、大まかな流れだけでも把握しておくようにしましょう。

土地の評価額は土地の広さや場所だけでなく、土地利用そのものも評価に加わります。
だから逆に綺麗な形をしており尚且つ利便性の高い場所にある土地となると、評価額は上がるという訳です。
様々な要素が絡むので少し複雑になりますが、要は「利便性の高さ」で評価が決まります。